神戸学院大学・井上ゼミ×澁谷油脂

研究
テーマ
共感と信頼のマネジメント

研究内容

A.スミスは『国富論』の発表前に,The Theory of Moral Sentiment で以下のように述べている。「人間というものをどれほど利己的とみなすとしても,なおその生まれ持った性質の中には他の人のことを心に懸けずにはいられない何らかの働きがあり,その人たちの幸福を自分にとってなくてはならないと感じさせる。」この「共感」概念から澁谷油脂様の経済合理性と経済親和性について研究していく。

発表に向けたコメント

6月の打ち合わせで,澁谷社長から「価格競争ではなく,差別化で勝負したい」というご提案がございました。私たちも,澁谷社長のこの経営方針に共感しました。現代の市場経済下では,コスト削減,低価格化,規模の拡大といったことが経営の優先課題となっています。しかし,そのような方針を目指す経営は疲弊しつつあります。ポストモダンという言葉が最近の経営学では論じられています。ポストモダンとは「脱工業化社会の到来」を意味しています。拡大,画一性,同一性というキーワードは時代遅れとなり,ダイバーシティ,差異化,感覚というキーワードが現代経営の主軸となっています。澁谷油脂様のビジネスモデルは先進的なポストモダンのマネジメントをすでに展開しつつあります。釜焚き製法による熟成された石鹸作り,そして,高級ホテルの多様性に応じた石鹸作りは,規模を求める大企業にはなしえない,澁谷油脂様の強みなのです。私たちは,澁谷油脂様の強みがパワーアップするようなアイデアを提案したいと考えています。神戸鈴木商店を源流とする澁谷油脂様の「伝統」とポストモダンの「躍進」を両立できる「不易流行」のマネジメントについて私たちは提案します。

大学情報

大学・学部名 神戸学院大学 経済学部
ゼミ名 井上ゼミ
参加学生 細川 恵里華(3回生)、砂川 愛未(3回生)、有島 結芽華(3回生)、田中 里沙(3回生)、中堀 明澄香(3回生)、山名 伽尚(3回生)、山口 実香(3回生)、網干 優希(3回生)、大谷 怜(3回生)、堀本 瑞稀(3回生)、中井 葵(3回生)、森 新悟(3回生)、真柄 拓海(3回生)、陶山 聡史(3回生)、長野 伶央人(3回生)、梅澤 優太(3回生)、今村 洋仁(3回生)、河合 亮平(3回生)、宮本 義和(3回生)、米村 郁也(3回生)
Webサイト http://www.kobegakuin.ac.jp/

企業情報

企業名 澁谷油脂株式会社
Webサイト http://socc.jp/