学生レポート

学生レポート Vol.33

  • 神戸大学
    国際人間科学部子ども教育学科 3回生

    山本 名菜 さん
  • 神戸大学
    国際人間科学部子ども教育学科 3回生

    北東 由衣 さん

普段、3歳以下の子どもと接する機会はどの程度?

接する機会がよくある。

山本

何度か接したことがあるが、普段はあまりない。

北東

(参加する以前)あなたは、一般的に「こども」が好きな方でしたか?

好き。

山本

好き。

北東

訪問先でしたこと

簡単に挨拶をしてから、プレゼントのおもちゃを渡して、遊びを見守ったり、しまじろうの動画を見たり、絵本を見たりした。11時半頃から食事の補助をして、眠くなってきたようだったのでお暇した。

山本

持っていったおもちゃや、もともとご家庭にあったおもちゃを使って遊びました。ボタンを押したり、紐を引っ張ったりするおもちゃで、指先を使って遊びました。また、お母さんがしまじろうのビデオをかけて下さりました。その中で親子で音楽に合わせて遊ぶものがあったので、それに合わせて一緒に遊んだりしました。帰る前に、お子さんの食事の時間だったので、そのお手伝いをしたりしました。

北東

持っていったおもちゃについて

手先を動かすための仕掛けがたくさんついたおもちゃを持参した。事前に、手先を動かすことが好きだと聞いていたので、それを参考にした。すごく気に入ってくれて、帰ってからもずっとおもちゃを使って遊んでいると聞いた。

山本

指先を使う知育に適したおもちゃをもっていきました。音が鳴るおもちゃが好き、というお話をお伺いしていたので、紐を引っ張ると音が鳴るようなおもちゃにしました。また、リモコンのボタンを押して遊んだりしている、という話もあったので、ボタンがついているものを選びました。

北東

実際に子どもと接してみて、感じたこと

まだ発語がないので、遊んでいて少しさみしい感じがした。子どもからの発語や、反応のない時期の子育ては寂しくなりそうだなと思った。笑ってくれたり、何か反応があると嬉しかった。

山本

純粋にかわいかったです。まだ言葉をあまり話せない子だったので、反応が返ってきてはいるけど何を伝えようとしているのかがわからなかったのが、子どもと関わる難しさだなと感じました。また、おもちゃを気に入ってくれて楽しそうに遊んでくれている姿を見るのはとてもうれしかったです。

北東

この体験であなたの子育てに対する不安は軽減されましたか?どのような点についてそう思われましたか?

あまり軽減されなかった。子育て支援のサービスがあるとはいえ、子育てはやはり孤独を感じやすいような印象を受けたから。

山本

やや軽減されました。反応が返ってこないことで、自分のしているかかわりが目の前の子に対してどのように届いているのか、というのがわからないというのはとても不安だなと思いました。ただ、楽しそうに笑うお子さんを見ていて、自分も自分の子どもを育てたいという気持ちは以前より強くなりました。

北東

今回の訪問を経験して、将来的に結婚し、家庭を築くことに肯定的なイメージを持ちましたか? 

どちらかというと肯定的なイメージを持った。

山本

肯定的なイメージを持った。

北東

今後あなたは、子どもと触れ合う機会を増やしたいと思いますか?また、どんなことをしてみたいですか?

はい、思います。今回の家庭訪問では1歳前後のお子様が多く、アルバイト先でも1-2歳のお子様の保育を行うことが多いです。なので、3-5歳くらいの年齢のお子様と遊ぶ機会を持てるといいなと思います。言葉のやりとりができて成立するような遊びを一緒にしたいです。

山本

増やしたいと思った。一緒に遊んだりしたいです。また、学童や保育所などでは大人数を相手にすることになって一人一人と関わる時間が減ってしまうので、小規模保育などで関われる機会が増やせたらいいなと思いました。

北東