学生レポート

学生レポート Vol.53

  • 兵庫県立大学
    看護学部 1回生

    榊原 未紀 さん
  • 兵庫県立大学
    看護学部看護学科 1回生

    赤松 英里奈 さん

普段、3歳以下の子どもと接する機会はどの程度?

接する機会が全くない。

榊原

何度か接したことがあるが、普段はあまりない。

赤松

(参加する以前)あなたは、一般的に「こども」が好きな方でしたか?

どちらかといえば好き。

榊原

好き。

赤松

訪問先でしたこと

まず、お互いに自己紹介をしました。4歳の男の子が、持参したおもちゃに興味を示してくれたため、そのおもちゃで遊びました。また、自分のお気に入りのおもちゃを紹介してくれ、それを使って一緒に遊びました。昼寝をしていた2歳の男の子が途中で起きて来たため、ボール遊びをしたり、おもちゃで遊びました。また、5ヶ月の女の子も、音の鳴るおもちゃに興味を示してくれ、抱っこもさせて頂きました。

榊原

4歳の男の子とは、積み木で家を作ったり、絵本を一緒に読んだり、プラレールで電車を走らせたりして遊びました。2歳の男の子とも同様に遊びました。また、ゼリーやスイートポテトをおやつに出していただいて、子どもたちと一緒に幼稚園での芋掘りの話や好きな遊びの話などをしながら楽しくいただきました。5ヶ月の女の子は、持参した音の鳴るおもちゃを鳴らすととても喜んでいました。抱っこもさせてもらい、この時期の赤ちゃんの重さを実感することができました。

赤松

持っていったおもちゃについて

木製コネクティングブロック、絵本(せんろはつづく)、うーたんのぺちゃ、リンリン軽い鈴のガラガラ を持参しました。上の男の子2人は、電車や組み立てるおもちゃが好きとお聞きしたので、それを参考に選びました。楽しみながら遊んでくれていました。一番下の女の子は、赤色に反応しやすいとお聞きしたため、赤色のものや音のなるものを選びました。また、口に入れても安全なおもちゃを選びました。

榊原

訪問先には、積み木ブロック、電車の絵本、5ヶ月の子用の音の鳴る鈴、うーたんの音の鳴るお人形を選びました。事前に好きなことや物を聞き、それに沿うものを選ぶようにしました。また、赤ちゃん用は舐めても大丈夫な素材であることに気をつけました。積み木で色々工作したり、音を鳴らしたりしてとても喜んでくれました。

赤松

実際に子どもと接してみて、感じたこと

想像以上に、子どもたちからも話しかけてくれたため、とても嬉しかったです。明るくて、元気な子どもたちだったため、遊び終わった後、こちらも元気をもらえた気がしました。また、家事をしつつ、子どもたちと遊ぶ時間も大切にしておられるご両親の姿を見て、子育ての大変さと楽しさを改めて感じました。

榊原

実際に子どもたちと接してみて、想像力の豊かさに驚きました。積み木で電車を作ったり、遮断機にしてみたりと工夫をしていました。また、4歳、2歳でも妹に対して兄としてしっかりお世話をしようとしている姿を見て自分以外の存在に気を配れる力が身につくのは意外と早いかもしれないと感じました。赤ちゃんの笑顔は、周りが自然と笑顔になるものでした。

赤松

この体験であなたの子育てに対する不安は軽減されましたか?どのような点についてそう思われましたか?

非常に軽減されました、3人の子どもたちそれぞれの個人差を楽しみながら子育てしておられる様子を見て、子育ての楽しさを感じました。

榊原

やや軽減されました。一緒に遊んだり、おやつを食べたりと、とても楽しかったのですが、毎日家事をしながら同じようにすることを考えると大変さも強く感じました。しかし、子どもたちと楽しそうにされている親御さんを見ていて、大変な中にもそれを上回る楽しさや充実感もあると思いました。また、会話がうまく成り立たないこともあり、そのような場合の対応がとても難しく感じました。

赤松

今回の訪問を経験して、将来的に結婚し、家庭を築くことに肯定的なイメージを持ちましたか? 

肯定的なイメージを持った。

榊原

肯定的なイメージを持った。

赤松

今後あなたは、子どもと触れ合う機会を増やしたいと思いますか?また、どんなことをしてみたいですか?

子どもと触れ合う機会を増やしたいと思いました。ミルクやり、公園など、外での遊びもしてみたいです。

榊原

今後も子どもたちと触れ合う機会を増やしていきたいと思います。今回のようにこの取り組みに参加させていただいて、違う年齢の子や同じ年齢でも性別の違う子など様々な子どもたちと関わっていきたいです。

赤松