学生レポート

学生レポート Vol.7

  • 神戸大学
    発達科学部人間形成学科 2年生

    松田 成仁 さん
  • 神戸大学
    発達科学部人間形成学科 2年生

    南里 健太 さん

普段、3歳以下の子どもと接する機会はどの程度?

接する機会は時々ある。

松田

何度か接したことがあるが、普段はあまりない。

南里

(参加する以前)あなたは、一般的に「こども」が好きな方でしたか?

好き。

松田

好き。

南里

訪問先でしたこと

訪問先では初めて、一緒にテーブルに座ってお茶を飲んだり手遊びをしました。その後ぬいぐるみを使って渡したり受け取ったりの遊びをしました。
隠れん坊のような遊びや、睨めっこが気に入ったみたいで、しきりに顔を突いたりしてるのが楽しそうでした。
最後の方でオムツ替えをしたのですが、それがどうもお気に召さなかったようで、少し泣いてしまいました。オムツ替えは足を通すタイプだったので足を上げさせるのにとても手間取りましたがとても良い経験になりました。

松田

まずはじめに、買ってきたおもちゃをあげました。ぬいぐるみをあげる、貰うを何度も繰り返し、他のおもちゃでも何度も同じことをしました。
次にペアの人と交代して、お母さんのお話をお聞きしました。育児の大変さや楽しさなどたくさん話して頂きました。
最後に、おむつ替えをさせていただきました。お子さんはおむつ替えが嫌いらしく、わんわん泣いてしまいましたが、なんとかかえることができました。

南里

持っていったおもちゃについて

持って言ったのは犬のぬいぐるみと知育玩具、イルカのビニール風船です。犬のぬいぐるみは年齢を考慮して柔らかく肌触りの良いものをと、知育玩具はそれまでの遊びの中でボタンを押したりするのが好きだったので、イルカは今後の運動の発達を想像して選びました。 やはり、犬のぬいぐるみがきにいってくれたみたいで、ずっと抱きしめてたのが印象的でした。
どれもお子さんは喜んでくれていました。

松田

犬のぬいぐるみと知育玩具と1mほどの何度も起き上がる空気を入れるおもちゃです。犬のぬいぐるみは気に入ったらしく、持ち運んで遊んでいました。知育玩具は本来の使い方ではないものの、遊んでくれていました。1mほどのおもちゃは、空気を入れる音にも興味津々で、持ち運んで遊んでくれていました。

南里

実際に子どもと接してみて、感じたこと

とても楽しかったです。
やっぱり子どもっておもしろいと思いました。おもちゃを持つ場所の拘りや自分なりのやり方を持っているというのがとても可愛らしく、同時にまるで大人のようだなと思いました。
また、大人がやることや大人の使っているものを何でもやりたがったり欲しがったりするのも可愛いなと思いました。

松田

とても楽しかったです。
やはり子どもはお母さんが1番なのだなと感じました。どれだけ楽しそうに私たちと遊んでいても、お母さんの姿が見えなくなると、すぐに不安がり、探しに行こうとしました。私自身の力不足も同時に感じました。
また、今回私たちは一回きりなので終始かわいいという感情でしたが、これが何年も続くとなると、お母さんも大変だと思いました。

南里

この体験であなたの子育てに対する不安は軽減されましたか?どのような点についてそう思われましたか?

やや軽減されました。
子どものことについては、学校で学んだりこれから先生になるので沢山知ることになりますが、お母さん方がどう思っているのかということについては知らない事が多いということを知れたからです。例えば長時間一対一と考えると確かに大変だと思うし、その上で家事をするとなると凄い負担だと感じました。

松田

やや軽減されました。
子どもにとって安全な家具の置き方など、気づけるポイントが多々あったので、少しながらも知識が増えたと思うからです。また、子どもが喜ぶこと嫌がること、好きなこと嫌いなことがなんとなく理解できたので、将来はこの経験を活かして子育てできそうだと思いました。

南里

今後あなたは、子どもと触れ合う機会を増やしたいと思いますか?また、どんなことをしてみたいですか?

どんどん増やしていきたいと思います。そして、友人や部活の仲間を誘って支援施設を訪問したいです。そうして、支援の輪を少しでも広げられたらなと思います。

松田

増やしたいと思います。大学を通して幼稚園や保育園でのボランティアを行なったりしたいです。また今回初めて訪ねた伸びやかスペースあーちに定期的に顔を出して行きたいとも思っています。

南里