学生レポート

学生レポート Vol.19

  • 神戸大学
    発達科学部人間形成学科 2年生

    鳥井田 萌 さん
  • 神戸大学
    発達科学部人間形成学科 2年生

    小松 未奈 さん

普段、3歳以下の子どもと接する機会はどの程度?

何度か接したことがあるが、普段はあまりない。

鳥井田

接する機会は時々ある。

小松

(参加する以前)あなたは、一般的に「こども」が好きな方でしたか?

どちらかといえば好き。

鳥井田

好き。

小松

訪問先でしたこと

初めは持参したおもちゃを使って、触って音を出したりしてコミュニケーションをとり、更に訪問先のお宅に元々あったおもちゃや遊具で子どもと遊びました。またお母さんに育児の話や今に至るまでの仕事や育休の話など、様々なお話を聞きました。育児と仕事の両立について気になっていた事を沢山質問できました。また、神戸市には児童館や子育て支援センターが充実しており遊び場も揃っていていかに子育てしやすいかという話も聞き、地域が子育てに深く関わる事も知れました。

鳥井田

おもちゃを使って遊ぶことが主であったが、はじめは人見知りをしていたので、私たちはお母さんと話すことが多かった。結婚についてや、キャリアについてなど多くのことを聞いた。また、私たちが持参したおもちゃだけでなく、家庭にあるおもちゃもたくさん見せていただいた。

小松

持っていったおもちゃについて

炒める音や煮る音などが出るフライパンとお鍋のセットで、野菜をイメージした入れ物を穴に当てはめることもできるおもちゃと、鍵盤を押すとドレミの音や音楽、更にスイッチを切り替えると英語の音声にもなり英語にも触れられるおもちゃを持参しました。触って音が出るおもちゃが好きとの事だったので、それを意識して選びました。実際にボタンや鍵盤を何度も押して遊んでくれました。

鳥井田

音の出るピアノと、音の出る鍋のおもちゃを持参した。事前に、触って音の出るおもちゃ(音の出る絵本のようなものなど)が好きだと聞いていたので、ピアノのおもちゃを選んだ。ピアノのおもちゃは、少し大きくなっても使うことを考えて、英語の音声も流れるものにした。また、鍋のおもちゃは、おままごと等でも使うことを思って選んだ。子どもは、ボタンを押して音を出すことを楽しんでくれた。

小松

実際に子どもと接してみて、感じたこと

とても楽しかったです。行く前は子どもさんがまだ言葉は話せないためコミュニケーションが一方方向になる事を心配していましたが、ずっと顔を見ながら物のやりとりなどをすることでこちらの話しかけに表情や簡単な言葉で応えてくれるようになりだんだん心を許してくれたように感じました。また、これまではただ可愛いという面しか見ていませんでしたが、言葉をまだ話せない子どもと1日向き合うのは確かに大変だという事も実感しました。

鳥井田

とても楽しかったです。人見知りをする年齢だったため、最初は少し難しかった。しかし、お母さんがいたということもあって、最後の帰りの頃には、笑顔も見せてくれるようになった。ただ、やはりお母さんがいないと不安な様子だった。

小松

この体験であなたの子育てに対する不安は軽減されましたか?どのような点についてそう思われましたか?

やや軽減されました。児童館や子育て支援センターをうまく活かしながら育児の不安な部分は解消しながら子育てを楽しんですることも自分次第で出来ることを訪問先のお母さんの話を聞いて学んだからです。しかしやはり楽しいことばかりでなく、仕方ないけれど自分だけの時間はほぼ無くなるというのが現実という事も知りました。

鳥井田

やや軽減されました。結婚をはやくして、はやく子どもを産みたいと思っていたが、お母さんが、20代は自分のしたいことをした方がいいとおっしゃっていて、焦りが減少した気がする。また、子育てをすることと、仕事の両立についても、お話を聞けて、将来について前向きになれた。

小松

今後あなたは、子どもと触れ合う機会を増やしたいと思いますか?また、どんなことをしてみたいですか?

あーちで実際に子どもと触れ合ってみて、自分が思っていた以上に子どもの事が好きだということに気づくことができました。しかしこれまで経験が無い分、接し方に迷いがあったりしたためこれからは接する機会をどんどん増やしていきたいと思いました。おもちゃで遊ぶだけでなく抱っこしたりおんぶしたりというように直接的な触れ合いもしてみたいです。

鳥井田

子どもと触れ合う機会を増やしたいと思った。また、今授業で作成している紙芝居やペープサートを実際に子どもたちに見せて、反応を見てみたいと思った。

小松