学生レポート

学生レポート Vol.55

  • 兵庫教育大学
    学校教育学部幼年教育系コース 2回生

    太田 幸那 さん
  • 兵庫教育大学
    学校教育学部幼年教育系コース 2回生

    清水 翔子 さん

普段、3歳以下の子どもと接する機会はどの程度?

接する機会は時々ある。

太田

何度か接したことがあるが、普段はあまりない。

清水

(参加する以前)あなたは、一般的に「こども」が好きな方でしたか?

好き。

太田

好き。

清水

訪問先でしたこと

まずは、プレゼントで遊びました。2歳の子には絵本の読み聞かせをし、1歳の子とはシロフォン(おもちゃの木琴)で遊びました。その後、2歳の子とは、クリスマスプレゼントのアンパンマンのコロコロパン工場で遊びました。11時頃におやつをみんなで食べた後、サンドイッチを作るおもちゃでお店屋さんごっこをしました。また、シロフォンやおもちゃのピアノで音を出して、大きな栗の木の下でを踊ったりパプリカを踊ったりしました。その後、昼食を一緒に食べさせて頂き、ご夫婦とお話ししました。昼食後には写真を撮らせて頂いて、最後に少し遊び、お別れしました。

太田

プレゼントしたおもちゃや前から家にあるおもちゃで一緒に遊んだり、プレゼントした絵本で読み聞かせを行ったりした。2歳の女の子とは、サンドイッチ屋さんごっこ、ヒーローごっこ、一緒に歌やダンスをした。1歳の女の子とは、風船、手押し車、人形が転がるおもちゃをした。お家の方のご厚意で昼食を用意していただき、テーブルを囲んで一緒に食べた。お母さんに離乳食の作り方、オムツについて、子どもの好きな事を教えてもらった。

清水

持っていったおもちゃについて

絵本2冊(仕掛け絵本とノンタン)、シロフォン(おもちゃの木琴)を持参しました。2人のお母さんに伺ったところ、上の子は絵本で、下の子は打楽器がよいと教えて頂いたのでそれを参考に選びました。絵本は仕掛け絵本やこちょこちょする絵本にし、親子で触れ合えるようなものを選びました。シロフォンは、釘や角があまりないこと、音が正確なことを意識し、安全に長く使えるものを選びました。絵本は文字が少し多かったので絵がメインのものにした方がよいと感じました。シロフォンは姉妹で楽しむ様子が見られました。

太田

絵本二冊(みんなみんなみーつけた、ノンタンこちょこちょこちょ)と楽器のシロフォンをプレゼントした。おもちゃは二人とも楽しめるものであるか、万が一舐めても大丈夫な素材であるかを重視した。絵本はお母さんに読んでもらい触れ合ってほしいという思いから選んだ。プレゼントすると、二人ともまずシロフォンを気に入ってくれた。1歳の子はお姉ちゃんがシロフォンで遊ぶ様子を見て真似していた。絵本は2歳の子が気に入ってくれて私たちに読んで欲しいと言ってくれた。

清水

実際に子どもと接してみて、感じたこと

初めから人見知りせず、キラキラした目で迎えてくれて、「お姉さん達が来るのを楽しみにしていました」と言ってくれて、なんて純粋で素敵な子なんだと思いました。色んなおもちゃで遊んだり、お話ししたりと、本当に楽しそうな表情を見ることができ、こちらもとても嬉しく感じました。2歳の子は様々な見立てをして、遊びにストーリーがありとても想像力豊かだなと感じました。ご両親がその子のストーリーにきちんと答えていて、だからこそなんだと思いました。

太田

絵本を読んで欲しいと言われ実際に読んでみると、授業とは異なり実際に子どもを相手にして読むことは想像以上に難しく、保育士を目指す者としてもっと子どもの興味を引きつける読み方を練習する必要があると感じた。シロフォンなど他のおもちゃで遊ぶ時も、私は「すごいね!上手!」といった限られた反応しか思いつかなかったが、お母さんは多様な反応をしていて流石だなと感じた。

清水

この体験であなたの子育てに対する不安は軽減されましたか?どのような点についてそう思われましたか?

非常に軽減されました。私は県外出身なので、初め兵庫県に来た時言葉や文化の違いに戸惑うことがありました。そのため、その様な慣れない土地で子育てをすることに少し不安がありました。しかし、今回訪問させて頂いた保護者の方も県外出身の方だと伺い、子育てをとても楽しそうにされている姿を見て不安が軽減しました。また、旦那さんも子どもたちと優しく関わり、ご飯を食べさせてあげたり、遊んだりと、子育てを夫婦2人でやられていて、子育てってとても素敵だなと改めて感じました。

太田

やや軽減された。昼食の時、お父さんが帰ってきた。お父さんとお母さんで連携して子どもにご飯を食べさせている様子を見て、子育てには周りの人の協力が必要であることを身をもって実感した。1歳の子と手押し車で遊んでいて、もう直ぐ歩けるねと楽しそうに話すお母さんを見て、子育ては不安もあるけど楽しみもそれ以上にあるんだと感じた。

清水

今回の訪問を経験して、将来的に結婚し、家庭を築くことに肯定的なイメージを持ちましたか?

肯定的なイメージを持った。

太田

どちらかというと肯定的なイメージを持った。

清水

今後あなたは、子どもと触れ合う機会を増やしたいと思いますか?また、どんなことをしてみたいですか?

増やしたいと思います。今後、実習などで、3歳以上の子どもと関わる機会はたくさんあるのですが、乳児さんと関わる機会はあまりありません。だから、乳児さんの沐浴や、おむつを替えることをしてみたいです。

太田

ぜひ増やしたいと思う。子どもと朝起きてから寝るまでの一日生活を共にするということをしてみたい。歯磨きや食事、お風呂といった部分で保護者の方の苦労を体感することができると思う。また、子育ての悩みをもっと聞いてみたい。

清水