学生レポート

学生レポート Vol.56

  • 兵庫教育大学
    学校教育学部幼年教育系コース 2回生

    中村 あすか さん
  • 兵庫教育大学
    学校教育学部幼年教育系コース 2回生

    三木 真穂子 さん

普段、3歳以下の子どもと接する機会はどの程度?

何度か接したことがあるが、普段はあまりない。

中村

何度か接したことがあるが、普段はあまりない。

三木

(参加する以前)あなたは、一般的に「こども」が好きな方でしたか?

好き。

中村

好き。

三木

訪問先でしたこと

まず、子どもたちと私たちがお互いに自己紹介をしました。その後、持ってきたおもちゃを開けてもらい、4人でそのおもちゃで遊びました。3歳の女の子とは、時々おもちゃを隠して宝探しのようなことをしていましたが、基本的にはずっとプレゼントしたおもちゃで遊びました。1歳の男の子とは、最初はプレゼントしたおもちゃで、途中からパペットマペット、ボール、風船、お絵描きなど、色々なもので一緒に遊びました。

中村

私は主に3歳の女の子と、私たち学生が持参したおもちゃを使って遊びました。レールを8の字で繋げるのは子どもだけだと難しいと感じたので、どうやって繋げるのかを見せながら、一緒に繋げていきました。遊んでいる時に、「この電車はどこいきますか?」「わたしも乗りたいな」といったように私が誰かを演じて、会話をしながら遊びました。会話も同じことを繰り返して行ったり、たまに擬音語や擬態語を使ったりして子どもが遊んでて楽しめるようなことをしました。

三木

持っていったおもちゃについて

木製の電車のおもちゃを持参しました。事前に保護者の方に連絡した時に、室内で遊べる手先を使うようなおもちゃが欲しいと言っていただいたので、男の子も女の子も楽しめそうなおもちゃを選ぶよう心がけました。子どもたちは喜んで楽しそうに遊んでくれました。特に、女の子は私たちの訪問中ずっとそれで遊んでくれていました。

中村

訪問先のお母様から、室内で遊べて手先を使ったおもちゃを用意してほしいとのご依頼があったことと、3歳の女の子と1歳の男の子両方が遊べるということも考えて、8の字トレインセットという、木製でできたレールを繋げてその上に電車を走らせるというおもちゃを持参しました。3歳の女の子は訪問時間中はずっとそのおもちゃで遊んでくれました。1歳の男の子も木の電車を掴んだりして遊んでくれました。途中でおもちゃの取り合いが起きるくらい2人とも気に入ってくれました。

三木

実際に子どもと接してみて、感じたこと

最初は緊張気味だった子どもたちでしたが、一緒に遊ぶにつれて膝に座りにきてくれるようになったり、いっぱい話をしてくれるようになったのが、とても可愛くて嬉しかったです。おもちゃに少しの工夫を加えると、子どもがより楽しめるということを学んだので、保育者になるには、遊びの発想力も大切なものの一つだな思いました。

中村

普段子どもと接する機会はなかなか無いので、とても新鮮に感じ、私自身が一番楽しんでいました。子どもたちがどういう風におもちゃで遊んでいるのかを間近で見て、ただ遊んでいるだけでなく、子どもなりにどうやったらいいのかを考えながら遊んでいるのだなと感じました。

三木

この体験であなたの子育てに対する不安は軽減されましたか?どのような点についてそう思われましたか?

やや軽減されました。子どもと関わることはとても楽しくて学ばせてもらうことがたくさんあると思ったからです。今までは、子育てというと親が子どもを育てるというイメージしかなかったけど、子育てする中で、子どもに色々なことを教えてもらうんだろうなと思いました。子どもだけでなく、親も一緒に成長できるのが子育てなのかなと思いました。

中村

やや軽減されました、訪問先のお母様が、私たちが子どもたちと遊んでいる様子を見て「すごいね!」と言ってくださったり、子どもの様子を話してくれたりして、自分の子どもに対する接し方に自信がつき、また子どもにとってどういうことをしたらいいのか、について少し知れたように思いました。実際に子育て中のお母様から子育てのことについて聞く機会はなかなか無いのでとてもいい機会だなと感じました。

三木

今回の訪問を経験して、将来的に結婚し、家庭を築くことに肯定的なイメージを持ちましたか?

肯定的なイメージを持った。

中村

肯定的なイメージを持った。

三木

今後あなたは、子どもと触れ合う機会を増やしたいと思いますか?また、どんなことをしてみたいですか?

触れ合う機会を増やしたいと思いました。普段子どもがあまり体験することのないような、落ち葉でたき火をして焼き芋も作るなどの体験を一緒にしてみたいなと思います。

中村

増やしたいと思います。今回の経験を通して、子どもと関わることは本当に楽しくて、また自分の学びの一つにもなるなと感じました。今回はお家の中での遊びでしたが、今後機会があればお家の近くの公園に行って、遊具やボールを使って楽しく遊びたいと思いました。

三木