㈱岡田金属工業所

「ゼットソー」ブランドで知られるのこぎりメーカー。顧客の要望に応じ、現場に足を運んでできた商品群は、建築現場のプロからDIYを趣味で楽しむ人まで広く愛用されています。

のこぎり生産数量で国内トップ

岡田金属工業所は売上数量で国内トップを誇るのこぎりメーカーです。創業80年を迎えましたが、のこぎりの生産を始めたのは70数年前のこと。当初はプロ仕様ではない一般用のこぎりでスタートしましたが、刃先だけに焼き入れて丈夫にしたり、刃先を研磨してまっすぐに切れるようにしたりという工夫を積み重ね、プロからも愛用される「安くて長持ちする商品」に育っていきました。業界でいち早く電動のこぎり用の刃を開発したり、リンゴ、ブドウ、ミカンなど枝切りが難しい果物用の剪定のこぎりを商品化したりするなど商品の幅も次々に広げてきました。「使われている現場に足を運んでじっくり話を聞きながら商品化し、喜んでもらえることが一番のやりがい」と会長の岡田保さんは言います。

自動化を推進し、残業はほぼゼロ

就業時間は8時から17時まで。片付けを終えて、17時半には正門を閉めるので残業はほとんどありません。のこぎりを作る機械まで自社製作し大切にメンテナンスしながら使い続けているほか、大半の工程で自動化を進めることで労働生産性を向上させてきました。
2022年4月に社長に就任した岡田知子さんは今後の目標について「商品開発を続けていくことはもちろん、工程の自動化やSNSを活用した情報発信にも注力していきたい。そのための人材についてもじっくり社内で考えていくつもりです。」と話します。

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採用データ（2023年10月現在）

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