【実施報告】地方が面白くなる大学ゼミツアー~豊岡編~
- 2017.10.31
地方の企業や地方創生の取り組みに直接触れてもらうことで、地域の魅力や可能性を体感してもらう
『地方が面白くなる大学ゼミツアー』を9月29日(金)に実施しました。
(主催:ひょうご神戸プラットフォーム協議会、神戸新聞社、共催:豊岡市)
参加したのは、神戸大学経営学部/南ゼミ、兵庫県立大学経営学部/山口ゼミ・西岡ゼミの学生20名。
ここでは、その時の様子をご紹介いたします。
場所は、神戸市内から車で約2時間半の兵庫県豊岡市。
兵庫県北東部に位置するまちで、平成17年4月に1市5町が合併してできました。
「コウノトリ」「城崎温泉」「出石皿そば」など、有名なものはたくさんありますが、
今回は、そんな豊岡市を代表する産業の【観光業】と地場産業でもある【鞄産業】、
そして、地方創生活動で全国の自治体から注目を集める【豊岡市役所】の取り組みについて、
関係者の皆さまにお話をうかがいました。
8:00 神戸新聞社 出発
11:00 ㈱西村屋 【観光業】
小説『城の崎にて』で有名な城崎温泉。この温泉街で、創業150年を誇る老舗旅館『西村屋本館』を運営する
㈱西村屋 代表取締役社長 西村総一郎様に、城崎温泉街の観光地経営や、経営戦略などについてお話を伺いました。
12:00 昼食
城崎温泉駅前の『おけしょう鮮魚 海中苑』にて。日本海の新鮮な魚料理をいただきました~♪
13:30 ㈱由利 【鞄産業】
ここ豊岡は、日本を代表するかばんの産地。柳行李の販売網と縫製技術を生かして、かばんの町として発展してきました。
そんな豊岡鞄を代表する企業でもある㈱由利の代表取締役 由利昇三郎様に、
地場産業としての鞄産業の歴史なども交えながら、会社の経営戦略についてお話をいただきました。
工場見学もさせていただき、おまけにお土産まで頂戴しました~♪
14:40 豊岡市役所 【地方創生】
全国で‘地方創生’が叫ばれる中、多くの自治体は「いかに人を増やすか」ということに目を向けて、
様々な取り組みをしています。しかし、ここ豊岡市は、「なぜ人は減るのか?」ということに着目し、
まちの魅力を高めることで、転出する人を減らし、転入する人を増やすための活動を展開しています。
目指すは、「小さな世界都市(Local&Global City)」!
今回は、その活動の一端を、豊岡市役所エコバレー推進課の柳沢和男様に、お話しいただきました。
15:25~振り返り
最後は、この日の感想を20名全員にお話しいただきました。
西村様、由利様、柳沢様の仕事や豊岡への熱い想いに触れ、
皆さん、それぞれとてもいい発表でした♪
学生の皆さん、朝早くから参加いただき、ありがとうございました!
また、ツアーの趣旨に賛同いただき、ご協力いただいた西村屋様、由利様、豊岡市様、
関係者の皆さま、本当にありがとうございました。この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。