学生レポート

学生レポート Vol.73

  • 神戸教育短期大学
    児童教育学科 3回生

    津田 若菜 さん
  • 神戸教育短期大学
    児童教育学科 3回生

    酒井 結菜 さん

普段、3歳以下の子どもと接する機会はどの程度?

接する機会がよくある。

津田

何度か接したことがあるが、普段はあまりない。

酒井

(参加する以前)あなたは、一般的に「こども」が好きな方でしたか?

好き。

津田

好き。

酒井

訪問先でしたこと

0歳児の女の子へミルクをあげる、抱っこ、オムツ替え。2歳児の男の子と一緒に遊ぶ。

津田

今回の訪問先では、事前に購入した手遊び絵本のおもちゃで子どもと一緒に手遊びをしたり、またご家庭にあるブロックの玩具で遊んだりしました。お母さまから子育てをする中で大変だったことや大切なことを教えてくださりました。またコロナ禍だからこそ生活の中での工夫もあり、多く学ぶものがありました。ミルクをあげることや抱っこ、オムツ替えなど初めて経験することばかりでとても貴重な時間を過ごすことができました。

酒井

持っていったおもちゃについて

事前に音が鳴る絵本が好きとお聞きしていたのと、子どもにはアンパンマンが人気なので「アンパンマン」の手遊び歌絵本を選んだ。

津田

アンパンマンの手遊び絵本を持参いたしました。事前にお子様の様子をお聞きしていた際に、手遊びをすることや音が鳴る絵本が好きということだったので手遊び絵本を選びました。最初は様子を伺っている場面もありましたが、少しずつお母さまと一緒に楽しむ姿も見られました。

酒井

実際に子どもと接してみて、感じたこと

普段から乳児さんとはアルバイトで関わることはあるが、ご家庭にお邪魔し接することがないので新鮮な気持ちになった。子どもそれぞれの成長やミルクをあまり飲まなかったりなどと、個人差を改めて感じた。そして、アルバイト先以外の子どもと普段関わることがないが、やっぱり子どもはかわいいと思った。

津田

2歳の男の子が0歳の妹を気遣う優しい場面があり、とても微笑ましい光景に心が温かくなりました。最初は緊張している様子でしたが、あそびを通して少しずつ思いの会話ができるようになりました。関わりを通して、子どもたちにとって一番安心できる存在は、お母さんであることを学ぶことができました。温かさと安心感をもった保育者を目指していきたいと思いました。

酒井

この体験であなたの子育てに対する不安は軽減されましたか?どのような点についてそう思われましたか?

やや軽減された。子育ては大変な事がいっぱいあるが、孤立しないように、自分の親や子育て支援施設、友だちなど頼ったりすることが大事だと知った。子どもを産む、産まないや結婚式しても一緒に住む、住まないなどを選ぶことができるこの時代で、人の考えに流されたり、親の考えに流されたりするだけでなく、参考程度に自分の考えをちゃんと持つことが大事だと知った。

津田

非常に軽減されました。お母さまから子育てを頑張りすぎない。頼る場所をいくつか確保しておくと、心に少し余裕が持てると教えていただき、大変だというイメージが軽減されました。今後子どもだけではなく、ご家族を支援していく立場として居場所づくりの大切さを心掛けていたいと思いました。

酒井

今回の訪問を経験して、将来的に結婚し、家庭を築くことに肯定的なイメージを持ちましたか?

肯定的なイメージを持った。

津田

肯定的なイメージを持った。

酒井

今後あなたは、子どもと触れ合う機会を増やしたいと思いますか?また、どんなことをしてみたいですか?

現在アルバイトで認定こども園で働いているので、普段から子どもと触れ合うことが多い。そして、乳児さん幼児さんなど全年齢の子どもたちと関わり食事の援助やオムツ替えなどをすることが多いが、これからもアルバイトやボランティアなどを通し、たくさんの子どもと関わり、触れ合う機会を増やしたいと思った。そして、その一人ひとりの子どもの特徴を知りその子どもにあった関わりをしていきたいと思った。

津田

増やしていきたいです。小児病棟でのボランティアを通して、入院生活だからこそ大変なことや負担に感じるものは何かを学びたいと思いました。

酒井