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菊正宗酒造㈱

神戸市/神戸エリア

伝統的な製法にこだわり

360年にわたる歴史を持つ老舗酒造会社。伝統の製法にこだわった辛口の日本酒は、飲食店などプロからも信頼が厚い。2016年には、130年ぶりとなる新ブランド「百黙(ひゃくもく)」を発売した。

嘉納治郎右衛門社長(右)に話を聞く関西学院大3年の黒澤良輔さん

酒づくりの特徴は。

「アルコールをつくる酵母を育てる『酛(もと)』を、水と米と米こうじから手作業でつくる『生酛(きもと)づくり』です。通常の倍以上の手間と時間がかかりますが、昔ながらの製法で、すっきりとキレのある辛口の酒を提供しています。高級品だけでなく、9年前から定番の商品にも導入しました」

新ブランドが話題だ。

「菊正宗は和食を引き立たせる辛口で、日本酒の王道といえます。これに対し二つ目のブランド、百黙はクリアで透明感があり、フランス料理やイタリア料理にもよく合います。反響は大きいですよ。兵庫県内での限定販売ですが、来秋には東京などに地域を拡大したいと思っています」

清酒の輸出が好調だ。

「菊正宗は、アジアや米国など27カ国・地域に輸出しています。売上高の4%ほどですが、毎年2桁増で、昨年度は30%増えました。百黙は今年9月のフランス・パリを皮切りに、米国やシンガポールへも輸出します。海外では日本食や日本酒への関心が高まっており、百黙は菊正宗の新しい顔として認知してもらえるでしょう」

今後の取り組みは。

「伝統的な製法へのこだわりもあり、当社は業務用のシェアが高いんです。プロに支持される酒づくりをさらに発展させ若い人にも飲んでもらいたいですね」

求める人材は。

「失敗を恐れず、新しい視点や方法に挑戦できる人にぜひ来てほしいです」

こんな人を採用したい
基本は守りながらも、失敗を恐れず新しい視点や方法を考え実践ができる「挑戦する人」
学生がチェック!

お客様の信頼と正品正価の心を大事に、長く引き継がれてきた伝統を大切に継承しながらも、新たな風を吹かせるべく、さらなる発展に挑戦しようとする同社の真摯な姿勢に非常に感銘を受けた。

(関西学院大学・黒澤良輔さん)

企業プロフィール

設立(創業) 1659年
資本金 1億円
売上高 115億円(2015年3月期)
110億円(2016年3月期)
110億円(2017年3月期)
従業員数 310名
平均年齢 41.2歳
住所 神戸市東灘区御影本町1-7-15
電話番号 078-854-1023

採用データ(2018年12月現在)

2020年度採用予定 予定はあるが人数は未定
初任給 大卒・基本給/195,700円  諸手当14,000円
採用実績
(30歳未満の社員)
2015年度   9名(うち女子2名)
2016年度 10名(うち女子6名)
2017年度 10名(うち女子4名)

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