神戸市/神戸エリア
日本で最初に誕生したナッツ専業メーカーで、約60年前からアーモンドやカシューナッツなどを販売している。おつまみの定番商品、ミックスナッツ缶の8割を製造。健康食品としてナッツの人気が高まる中で、さらなる市場規模の拡大を狙う。
中島洋人社長(右)に話を聞く立命館大3年の黒川友恵さん(左)と貝原匠さん
「原料となる木の実は海外から輸入し、自社で加工しています。同業他社より多くの機械を使って、それぞれのナッツに合った風味や食感の追求に力を入れています。非効率かもしれませんが、こだわりです」
「悩みは、多くの小売店でナッツが一つのブランドしか扱われておらず、食べ比べができないこと。当社のこだわりも消費者に響きにくく、安値で大量生産するブランドに浸食される危機感があります」
「テレビ番組で健康に良いとの認識が広がり、市場は10年前に比べ1.5倍の350億円に拡大しました。じか火で香ばしく深いりした商品は人気で、生産が追いつかない状態です。それでも韓国では日本の倍のアーモンドを食べ、3倍食べる欧米では、食事にも取り入れている。まだまだ拡大の余地はあります」
「ナッツを買うのは50~60代の女性が多いのですが、若い女性にもアプローチしたいですね。そういった目的でマーケティングの実験店舗をオープンしました。新たな顧客にリーチするため東洋ナッツブランドとしてではない直営店です」
「ナッツの実力(ミリョク)を引き出す。」そこには、日本でナッツを初めて販売した会社ならではの思いが詰まっていた。先人たちの努力と未来に届ける思い。人の心を大切にする会社のナッツを皆さんにもぜひ味わっていただきたいと感じた。
(立命館大学・貝原匠さん)
設立(創業) | 1959年 |
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資本金 | 9,060万円 |
売上高 | 87億6,000万円(2016年9月期) 87億6,500万円(2017年9月期) 83億3,000万円(2018年9月期) |
従業員数 | 230名 |
平均年齢 | 44歳 |
住所 | 神戸市東灘区深江浜町30 |
電話番号 | 078-452-7200 |
2020年度採用予定 | 予定はあるが人数は未定 |
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初任給 | 大卒・基本給/200,000円 |
採用実績 (30歳未満の社員) |
2015年度 4名(うち女子2名) 2016年度 5名(うち女子2名) 2017年度 5名(うち女子2名) |
Webサイト | https://www.toyonut.co.jp/ |
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