神戸市/神戸エリア
神戸の地場産業・ケミカルシューズに端を発し、自社ブランドの婦人靴を製造。ブランド名を冠した直営店「BARCLAY」を全国に展開し、海外進出にも意欲的だ。
本社
強みとして打ち出すのは「日本製」の快適さです。現在、国内で流通している靴は、9割以上を輸入品が占めていますが、同社は日本人の足型に特化して研究開発を進め、より履きやすい靴を提供しています。本社工場を構える神戸・長田には靴の部材を扱う会社や加工業者が集積しており、店舗でつかんだ市場ニーズの変化を、企画開発や製造工程にいち早く反映させられるのも大きなメリットです。
神戸のケミカルシューズは1980年代後半、安価な輸入品に顧客を奪われ、95年の阪神・淡路大震災も加わって壊滅的な打撃を受けました。しかし最近では、おもてなし文化や安全・安心への気配りを背景にした「メイド・イン・ジャパン」の高品質に対して、アジアの靴市場では日本以上の信頼感が生まれています。
BARCLAY 三宮店(さんちか一番街)
カワノはそこに着目し、世界のファッション情報を発信するイタリアの国際見本市に出展したほか、海外で「BARCLAY」の直営店を香港や上海に計7店展開しています。 店舗網が広がれば、製造業と同時にサービス業としての側面も重要になるため、営業の最前線に立つ従業員の研修にも力を入れています。2021年には創業100周年を迎えます。今後もファンを増やしながら海外事業を強化し、「アジアのフェラガモ」と呼ばれるような存在感のあるメーカーを目指します。
設立(創業) | 1921年 |
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資本金 | 4,000万円 |
売上高 | 42億5,600万円(2015年8月期) 38億1,000万円(2016年8月期) 45億 600万円(2017年8月期) |
従業員数 | 265名 |
平均年齢 | 43.9歳 |
住所 | 神戸市長田区大道通5丁目101-6 |
電話番号 | 078-631-1161 |
2020年度採用予定 | 予定はあるが人数は未定 |
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初任給 | 大卒・基本給/196,510円 |
採用実績 (30歳未満の社員) |
2015年度 17名(うち女子12名) 2016年度 7名(うち女子 7名) 2017年度 3名(うち女子 3名) |
Webサイト | http://www.kawanog.jp/ |
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