朝来市/但馬エリア
キッチンや風呂など暮らしを支えるガス。微量の漏れでも大事故につながるため、ガス機器には高水準の耐久性や安全性が求められる。そのために必要な部品の開発製造を担う。
ガスコンロのスイッチ部分(器具栓)
1971年、当時の多田金属工業とアメリカのA・O・スミス社により、貯湯式ガス湯沸かし器の生産会社として発足したのが、社名の由来。2001年には、神戸の大手ガス機器メーカー・ノーリツのグループ企業となりました。住宅や飲食店のキッチンにあるガスコンロの部品や、ガス温水機器の心臓部にあたるバルブなどを扱っています。ガスコンロの青い炎を噴出させる部品「バーナーキャップ」を国内で初めて、耐久性に優れたアルミ鋳造で製造しました。
かつては外部の企業に委ねる工程もありましたが、技術力を高めるため内製化を進めてきました。現在は、アルミニウムをはじめとした金属を塊の状態で購入し、最終製品まで一貫して加工・生産。社員には国家資格「ダイカスト技能士」の取得を促しており、現在、2級以上は38人と社員の1割以上を占めます。うち7人は、最高ランクの特級を取得済み。さらに品質を高めるため、毎朝、前日の作業で見つかった不具合などを部署間で共有し、再発防止策や対策を話し合います。
ガスコンロのバーナー部分
少子化や景気低迷で住宅着工件数が減少しており、コンロやガス暖房機器などの需要に影を落としています。世界的な資源価格の高騰で、年間約1,500トンを使う原材料のアルミも値上がり傾向にあります。こうした逆風の中でも、コスト削減や高い技術力を背景に17期連続で黒字を維持しています。
設立(創業) | 1969年 |
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資本金 | 1億円 |
売上高 | 37億8,500万円(2015年12月期) 38億1,300万円(2016年12月期) 37億4,000万円(2017年12月期) |
従業員数 | 287名 |
平均年齢 | 41.0歳 |
住所 | 朝来市和田山町久留引84-10 |
電話番号 | 079-674-2321 |
2020年度採用予定 | 5名 |
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初任給 | 大卒・基本給/190,000円 |
採用実績 (30歳未満の社員) |
2015年度 2名(うち女子0名) 2016年度 0名(うち女子0名) 2017年度 3名(うち女子0名) |
Webサイト | http://www.tadasmith.com/ |
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