スイコー㈱
尼崎市／阪神エリア
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成長期待企業産業支援機関によるネットワーク組織「中小企業支援ネットひょうご」が、経営革新や第二創業への挑戦意欲が高く成長が期待できる中小企業を選定
タンク半世紀､遊具で生かす
プラスチック製の工業用､農業用タンクなどを半世紀にわたり生産｡金型に原料を入れて回転しながら加熱･溶融し､金型内部に付着させて製品を成形する｢回転成形｣の技術を持つ国内有数の企業だ｡
横山俊介取締役(右)に話を聞く兵庫県立大3年の小森菜々子さん
会社の歴史は｡
｢当初はプール浄化装置や噴水を販売､広島平和公園の大噴水施工にも携わりました｡しかし､噴水の需要は大きくなく撤退｡海外の回転成形技術を商社に紹介され､当時珍しかったプラスチックに着目して導入しました｡軽くて丈夫なオレンジ色の液体運搬用タンクが受け､農家の水やり用で伸びました｣
全国に工場を構える｡
｢北海道や九州にもあります｡タンクを運ぶのは空気を運ぶようなもの｡運送費が割に合わず､お客様の近くに工場を構えるのが理想です｡阪神･淡路大震災や北海道､熊本の地震を経験｡被災地に飲み水やトイレの水を運ぶため､当社の製品が役に立ちました｣
なぜ遊具に参入｡
｢北米では回転成形品全体の20％が遊具｡海外の大きな市場をみて､日本でもと考えました｡公園や幼稚園･保育園､商業施設の室内用などを狙っています｣
遊具の現状と目標は｡
｢国内向けに滑り台と､壁を上るロトウォールで年間約1千台を出荷し､売り上げは相手先ブランドによる生産(OEM)も含めて約1億円｡売り上げを5年で3倍に伸ばすのが目標です｡米国や中国製品に比べて納期が半分で､品質も良い｡海外品が大半を占めるポリエチレン製などの遊具を置き換えたいと考えています｣
・目標達成意欲のある人
・向上心のある人
・チャレンジ精神のある人
・協調性のある人
・向上心のある人
・チャレンジ精神のある人
・協調性のある人
回転成形の過程を実際に見て、手作業の多い丁寧なモノづくりに感動した。職場はアットホームな雰囲気でスイコー製品を大切にしているのが伝わってき た。国内生産のPE遊具という新規市場での活躍、スイコーランドの実現に注目したい。
(兵庫県立大学・小森菜々子さん)
企業プロフィール
| 創業・設立 | 1963年 |
|---|---|
| 資本金 | 4,800万円 |
| 売上高 | 33億860万円（2017年8月期） 38億5,100万円（2018年8月期） 37億6,000万円（2019年8月期） |
| 従業員数 | 140名 |
| 平均年齢 | 40.0歳 |
| 住所 | 尼崎市西向島町86 |
| 電話番号 | 06-6412-5855 |
採用データ（2019年12月現在）
| 2021年度採用予定 | 予定はあるが人数は未定 |
|---|---|
| 初任給 | 大卒･基本給／240,500円 |
|
採用実績 (30歳未満の社員) |
2016年度 12名(うち女子2名) 2017年度 7名(うち女子2名) 2018年度 12名(うち女子2名) |
企業サイト
| Webサイト | http://www.e-suiko.co.jp/ |
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