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㈱マルヤナギ小倉屋

神戸市/神戸エリア

蒸し豆で圧倒的シェア

煮豆・昆布メーカーのマルヤナギ小倉屋。袋入りのとろろ昆布やカップ入り昆布つくだ煮など業界初の商品を世に送り出し、他社に先駆けて開発した蒸し豆は圧倒的なシェアを誇る。

柳本一郎社長(左)に話を聞く甲南大3年の森一輝さん

柳本一郎社長(左)に話を聞く甲南大3年の森一輝さん

どんな製品を販売していますか。

「煮豆やつくだ煮などが主力ですが、今は蒸し豆が売り上げの4分の1を占める第三の柱に育っています。日本人の食生活の最大の問題点は、食物繊維不足。うちは昆布やフキなど繊維が豊富な食品を扱っており、食べやすい形で安く提供したい。繊維が多いもち麦の市場開拓も進めています」

蒸し豆が伸びている理由は。

「15年前に蒸し豆を商品化しました。それまで豆製品の主流だった水煮は、栄養分が水に溶け出してしまう。蒸し豆はおいしくて栄養価が高い点が評価されたのでは。今年1月以降、市場全体では蒸し豆の販売金額が水煮を上回っています。自社はシェアが約70%あり、生産が追いつかない状態です」

輸出もしています。

「2年前に米国への輸出を始めました。現在、食品スーパーやヨガスタジオなど約500店舗で販売しています。日本の市場が不振だから海外に出るのではありません。国内も好調で、今年の売上高は100億円を突破しそうです」

新たな取り組みは。

「加東市と連携協定を結び、使用するもち麦の国産化に取り組みます。もち麦は蒸し豆に次ぐ商品に育てたい。消費者が求める良い原料を栽培してもらうだけでなく、高齢化や担い手不足など、農家が抱える課題の解決にもつなげられればと思っています」

こんな人を採用したい
当社が求めているのは「とんがった人」です。
これは無茶をするという意味ではなく、常に現状に満足せず、「新たなことをやってみたい」「何か違う方法はないか」「こうすればもっとうまくいくのでは」そんな思いを常に発信し、行動できる人材です。
学生がチェック!

「全従業員の成長と、より高いやりがいの実現」という企業理念を大切にしており、社長の言葉からは社員一人ひとりへの愛情がよく理解できた。安くて栄養も豊富そして美味しいそんな商品をもっと色々な世代の人に知ってもらいたいと思った。

(甲南大学・森一輝さん)

企業プロフィール

創業・設立 1951年
資本金 9,950万円
売上高 88億円(2017年7月期)
95億円(2018年7月期)
102億円(2019年7月期)
従業員数 467名
平均年齢 41.0歳
住所 神戸市東灘区御影塚町4丁目9番21号
電話番号 078-841-1456

採用データ(2019年12月現在)

2021年度採用予定 8名
初任給 大卒・基本給/208,000円 諸手当(通勤手当[上限5万円]、住宅補助[2万円、入社後5年間]、食事手当、業務手当ほか)
採用実績
(30歳未満の社員)
2017年度 24名(うち女子13名)
2018年度 19名(うち女子13名)
2019年度 14名(うち女子10名)

企業サイト