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吉田ピーナツ食品㈱

神戸市/神戸エリア

食塩使わず、素材の味生かす

100年余りの歴史を持つ豆菓子メーカーの老舗。古くから親しまれている落花生やそら豆などのほか、食塩不使用のナッツが好評だ。

吉田直斗社長(右)に話を聞く関西大3年の青木由真さん

吉田直斗社長(右)に話を聞く関西大3年の青木由真さん

原材料の調達や保管の工夫は。

「原材料のほとんどは輸入で賄っています。在庫を十分に確保できるよう、年1回の収穫期に1年分をまとめて購入し、神戸港の倉庫で保管します。保管期間が長く、商品ごとに適温が違うので温度管理を徹底しています」

売れ筋の商品は。

「かつては落花生がよく売れていました。近年は健康志向の高まりを受け、食物繊維が豊富とされるナッツが売り上げの6割を占めています。食塩を使わず、素材の味を生かした商品が受けています。核家族化に伴い、大袋より個別包装商品の需要が伸びていますね」

豆菓子以外の商品は。

「2012年からドライフルーツを販売しています。ナッツ類と同じおつまみ売り場に陳列されるため、(小売店に対し)販売の提案がしやすいことから採り入れました。豆以外の菓子類などこれまでにない商品を投入することも検討していますが、売り場が変わると既に販路を持つ競合他社がいて、提案が難しくなるのが課題です」

購買世代は。

「50歳代から増え、60~70歳代の割合がかなり多いと言えます。昨今の健康食品の需要増が拍車を掛けて、高齢者がほとんどを占めています」

求める人材は。

「まずはコミュニケーションを大切にする人。困難にぶつかってもすぐに投げ出さず、粘り強く前向きに行動できる人を求めています」

こんな人を採用したい
コミュニケーションを大切にする人を求めています。仕事をしていく上では、年齢の離れた上司や一緒に働く仲間など様々な立場の人と話す機会が多くあります。そんなときに相手の話を聞き、考え、そして自分の考えを伝えることがとても重要になってきます。
また、困難にぶつかったときにすぐに投げ出さず、前向きに粘り強く行動できる人を求めています。
学生がチェック!

近年、健康ブームを背景に無加工豆が人気であることや、個食や核家族化に伴って個包装商品の売上が伸びていることが印象的だった。社会変化が食品業界に及ぼす影響を知り、今後変わりゆく顧客のニーズを反映したどのような新商品が誕生するのか楽しみになった。

(関西大学・青木由真さん)

企業プロフィール

創業・設立 1914年
資本金 4,800万円
売上高 43億円(2017年6月期)
53億円(2018年6月期)
58億円(2019年6月期)
従業員数 103名(20年1月現在)
平均年齢 40.0歳
住所 神戸市長田区神楽町2丁目3番22号
電話番号 078-641-6262

採用データ(2019年12月現在)

2021年度採用予定 採用の有無も含め未定
初任給 大卒・基本給/195,000円 諸手当 3,000円
採用実績
(30歳未満の社員)
2016年度 7名(うち女子5名)
2017年度 6名(うち女子5名)
2018年度 9名(うち女子6名)

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