六甲山観光㈱
神戸市／神戸エリア
集客策｢眺望に付加価値｣を
1932年に六甲ケーブルを開業した｡山上では国内有数の眺望スポット･六甲ガーデンテラスや六甲高山植物園､六甲山スノーパークなど人気の施設を数多く運営する｡
宮西幸治社長(右)の話を聞く関西学院大3年の安井達哉さん
六甲山の魅力とは｡
｢六甲山は神戸のシンボルの一つです｡都心に近接し､山上までのアクセスもいい｡眺望が抜群で､天覧台をはじめ夜景スポットが充実しています｡植物園や牧場など自然の魅力を感じられる施設も多彩です｣
入山者が減っている。
｢人口減に加え､バブル崩壊と阪神･淡路大震災の影響で山荘や保養所の閉鎖が相次ぎました｡市街地のレジャー施設など競合が増え､趣味も多様化｡若者の車離れも進み､デートで六甲山をドライブする人も減っています｣
観光客増加策は｡
｢キーワードは眺望プラスアルファです｡秋の芸術イベント『六甲ミーツ･アート 芸術散歩』は､昨年に過去最高のチケット販売数を達成。山上は大いに盛り上がりました｡アスレチックの新施設『フォレストアドベンチャー･神戸六甲山』も開業｡ただ､魅力的なコンテンツを用意しても､知ってもらえなければ意味がありません｡認知度を高めるため､会員制交流サイト(SNS)の活用に力を入れています｡通信環境の改善､住居や商業施設が出店しやすいように下水道などの整備も急務です｣
訪日外国人客の誘致にも力を入れている。
｢六甲ケーブルを利用する訪日客は増えています｡近年は東南アジアからが多く､スノーパーク内にイスラム教徒向けの礼拝所を設けるなどしています｡情報発信を強化し､より多くの国の人々に来てほしいです｣
・協調性のある人
・積極的な人
・人と接することが好きな人
・積極的な人
・人と接することが好きな人
自然の豊かさを生かした事業が魅力的。観光客に対して六甲山に行きたいと思う原動力が必要。インスタ映えなどSNSを上手く利用することで、国内のみならず外国人を含めた幅広い世代の集客も期待できると感じた。
(関西学院大学・安井達哉さん)
企業プロフィール
| 創業・設立 | 1923年 |
|---|---|
| 資本金 | 8,098万円 |
| 売上高 | 24億258万円（2016年3月期） 23億6,973万円（2017年3月期） 23億6,399万円（2018年3月期） |
| 従業員数 | 214名 |
| 平均年齢 | 37.9歳 |
| 住所 | 神戸市灘区六甲山町一ヶ谷1-32 |
| 電話番号 | 078-894-2071 |
採用データ（2019年12月現在）
| 2021年度採用予定 | 予定はあるが人数は未定 |
|---|---|
| 初任給 | 大卒･基本給／162,000円 |
|
採用実績 (30歳未満の社員) |
2016年度 16名(うち女子12名) 2017年度 18名(うち女子13名) 2018年度 28名(うち女子16名) |
企業サイト
| Webサイト | https://www.rokkosan.com/ |
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