様々な廃棄物をリサイクルするための機械を製造する環境機器メーカー。近畿工業の製品は、ゴミ処理・家電リサイクルなどの分野で使用され、地球環境保全に貢献している。
近畿工業が活躍するフィールド
人々の生活の中では、決まった曜日に出すゴミ、使わなくなった家電等、様々な廃棄物が出てきます。これらは、全国のクリーンセンターや、リサイクルする会社で適正な処理がなされています。その過程で使用されているのが近畿工業の製品です。「モノを細かく砕く」「素材ごとに分別する」などの処理を行っています。
環境問題は世界的な社会問題であり、その関心と市場は今も拡大し続けているため、直近5年間で、製品の売上は1.3倍に伸びています。
太陽光パネル処理設備「ReSola」
変化し続けるリサイクル技術の需要に応えるため、新技術・製品の開発が必要です。例えば、「太陽光パネル」。2040年には約80万トンが廃棄されると言われており、現状の埋立処分では到底処理が完了しません。そのため新しいリサイクル技術が求められている中、2014年に設立された同社の「近畿メカノケミカル研究所」では、太陽光パネル専用処理設備「ReSola」を開発しました。
また、生産面においても、今後さらなる拡大が見込まれるリサイクルニーズに対応するため、新工場を建設中です(2020年春から稼動開始予定)。ロボット技術、機械加工工程の多くを自動化することで、生産効率を向上させ、生産量の増加や短納期の対応が可能となります。
創業・設立 | 1953年 |
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資本金 | 6,500万円 |
売上高 | 46億2,700万円(2017年7月期) 50億円(2018年7月期) 52億1,200万円(2019年7月期) |
従業員数 | 180名 |
平均年齢 | 38.0歳 |
住所 | 神戸市中央区栄町通4-2-18 |
電話番号 | 078-351-0770 |
2021年度採用予定 | 4名 |
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初任給 | 大卒・基本給/200,000円 食事手当3,500円 |
採用実績 (30歳未満の社員) |
2016年度 5名(うち女子0名) 2017年度 9名(うち女子3名) 2018年度 7名(うち女子2名) |