西宮市/阪神エリア
髙丸工業は、ものづくりの現場の作業に合わせ産業用ロボットを組み上げるシステムインテグレーターとして、労働力不足に悩む中小企業へのロボット導入を後押ししている。
広い工場には国内主要7メーカの産業用ロボットを常設
産業用ロボットとは、人間でいう肩から手首までの動きを自動化したアームロボットを指します。ロボットシステムインテグレーターは、現場で求められる作業に合わせアームロボットの手に当たる部品やその動きを制御するプログラムを開発し、最終製品に仕上げる役割を果たします。社長の髙丸正さんはこれを「ロボットに命を吹き込む仕事」と言います。
同社はロボットシステムインテグレーターとして40年以上の歴史を誇り、開発だけでなく導入前テスト、コンサルティングまでを担うことでロボット導入を支援しています。「労働力不足や技能承継、少量多品種生産など中小企業ならではのニーズも踏まえサポートできることが強み」と髙丸さんは言います。
ロボットティーチング作業の様子
それぞれの中小企業で産業用ロボットを扱うには労働安全衛生規則に基づく資格が必要で、同社ではその資格取得ができる特別教育講習の場も設けています。昨年は約1,200人の受講者を受け入れました。
また、これからのものづくりを担う若い人材にロボットへの興味を持ってもらおうと、同社では高校生向けのロボットセミナーや見学会を行っています。「パソコンやスマホの扱いに慣れた高校生は理解も早く、現場を見てかっこいいと言ってくれます」。
こうした中小企業のロボット導入の取り組みは「日本を世界一のものづくり大国に」という思いに支えられています。
創業・設立 | 1967年 |
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資本金 | 8,500万円 |
売上高 | 9億660万円(2020年8月期) |
従業員数 | 27名 |
平均年齢 | 40.1歳 |
住所 | 西宮市朝凪町1-50(JFE 西宮工場内) |
電話番号 | 0798-38-9200 |
2022年度採用予定 | 予定はあるが人数未定 |
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初任給 | 大卒・基本給/200,000円 諸手当 5,000円 |
採用実績 (30歳未満の社員) |
2017年度 4名(うち女子1名) 2018年度 0名(うち女子0名) 2019年度 0名(うち女子0名) |
Webサイト | https://www.takamaru.com/ |
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