伊丹市/阪神エリア
温水タンクやリチウムイオン電池ケースなどステンレス素材の溶接技術で強みを持つ精和工業所。働く人、地域の人が誇れる企業を目指して、自社商品の開発にも力を注いでいる。
ステンレスの溶接風景
厚さ1㎜以下の薄いステンレスをつなぎ合わせる溶接加工技術を得意とし、給湯器の温水タンクやコンビニエンスストアのコーヒーマシン向け熱湯タンク、リチウムイオン電池ケースなどを製造しています。できあがった製品は温度、圧力、水質やその変化に耐えられる性能や精度が求められるため、溶接時の電流量、酸素遮断、専用器具開発など、ノウハウを組み合わせながら最適な条件で加工を行っています。
顧客からの厳しい要求に応えるべく独自の検定試験による資格制度を設けているのも特長の一つ。製造現場で働く女性パート従業員が溶接加工に興味を持って資格取得に挑み、正社員に登用された事例もあるそうです。
自社商品 大容量消毒液ディスペンサー
「地域の人に誇りに思ってもらえる会社になることが目標」と話す原克彦社長。そこで現在力を入れているのが自社ブランド商品の開発です。すでに地域の酒造会社の要望に合わせて開発したホットビールサーバーを商品化。コロナ禍に合わせて2020年に商品化した、消毒液ディスペンサーは、来客の多い施設でも円滑に対応できるよう大容量で瞬時に噴射できる構造とし、地元の伊丹市などへ寄贈。現在、多くの病院や大学などで採用が進んでいます。「ここで働いていてよかったと思える会社を目指し、社員が一体感を持って働ける風土をつくっていきたい」と話しています。
創業・設立 | 1962年 |
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資本金 | 2,400万円 |
売上高 | 38億円(2020年9月期) |
従業員数 | 234名 |
平均年齢 | 43.0歳 |
住所 | 伊丹市北本町3丁目105番地 |
電話番号 | 072-782-0281 |
2023年度採用予定 | 予定はあるが人数は未定 |
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初任給 | 大卒・基本給/206,000円 諸手当 5,600円 |
採用実績 (30歳未満の社員) |
2018年度 7名(うち女性2名) 2019年度 6名(うち女性2名) 2020年度 6名(うち女性2名) |
Webサイト | https://www.seiwa-ic.co.jp/ |
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