㈱ウィル

不動産業界のイメージを変える

創業以来、「不動産業界のイメージを変えたい」との思いから、顧客本位のサービスで不動産業界に新風を送り込んできました。お互いをよく知ることを大切にする社風でのびのびと働く社員が成長を支えています。

「不動産業界のイメージを変えたい」とはどういうことでしょうか。

「『住まい』という一生に一度かも知れない高価なお買い物をお手伝いする尊い仕事であるにもかかわらず、1993年の創業当時の業界は、近寄りがたい、なんだか怖そう、という印象をもたれていて、良いイメージで見られていませんでした。サービスを顧客視点でとらえ直し、平日の家探しは仲介手数料30％キャッシュバック、など業界のタブーに次々に挑んできました。だれもが活躍できる会社を目指してきた結果、女性社員比率は約56％（パート含む、22年6月30日現在）を占め、育児休暇から戻って営業所長をしている女性社員もいます。現在は、不動産売買に加え、リフォームやファイナンシャルプランニングを一貫して行うワンストップサービスで、中古住宅を美しくよみがえらせるリノベーション事業にも力を入れています」

HPには社員の皆さんの笑顔が載っていて驚きました。

「よく遊んで、よく仕事をする、をモットーに家族的な社風が根付いています。社員表彰も兼ねた年4回の社員旅行を実施しているほか、内定者を招いて行う運動会やBBQ大会も毎年行っています。社内にはバーもありコミュニケーションを深める場になっています。業種を問わず『この会社で働きたい』という学生が集まってきます」

どのような基準で採用しているのでしょうか。

「お客様は『誠実な人』から買いたいと思うものです。明文化はしていませんがいわゆる『ええやつ』を求めています。うそをつかない、明るく元気、など人として当たり前のことを大切にしています。業界日本一を目指すことがおのずと不動産業界を変えることにつながると思っています」
(まとめ・山口裕史)

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