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ケンミン食品㈱

神戸市/神戸エリア

  • 令和元年度 ひょうごオンリーワン企業優れた技術や製品を有し、国内外で高い評価やシェアを得ている中小企業を県が認定

企業顕彰制度について

ビーフンの良さをもっと多くの人たちに

国内のビーフン市場でシェア約50%を占める。米粉を使ったグルテンフリーのラーメン、パスタをはじめとするめん製品も商品化し、安全でおいしい米文化の普及に努めている。

高村祐輝社長(左)に話を聞く神戸大4年の延原令奈さん

試食したビーフン、おいしかったです。

国内ではビーフンが年間2億食消費されています。1人当たりにすると年間2食にすぎませんが、この10年間で2倍になりました。米からでき、おいしくて健康に役立つビーフンの良さをもっと多くの人に知っていただくために、社内のキッチンスタジオで料理講習会を実施したり、毎日レシピを発信したりしています。
台湾出身の創業者が1950年に台湾で親しまれているビーフンの製めんを神戸で始めました。簡単に調理できるよう、1960年に商品化した味付きの「焼ビーフン」が大ヒット。その後、原料米であるインディカ米産地のタイに工場を作り、日本では唯一のビーフンメーカーとして業界をけん引しています。

米粉を使ったグルテンフリーの食品にも注力されているのですね。

世界で食される麺の多くには小麦が使われますが、小麦アレルギーなどを発症する人には食べられません。そこでグルテンフリーの米粉を使ったパスタ、ラーメン、焼きそばなどを次々に商品化し、ビーフンと並ぶ事業の第2の柱に育てています。

新しいことに次々に挑戦されています

2019年に社長に就任し、「HAVE A RICEDAYⓇ」をスローガンに、ビーフンで世の役に立っていくことをミッションに掲げました。最近ではこれまで難しかった日本米を原料にしたビーフンの開発にも挑んでいます。これからもビーフンとグルテンフリー食品を日本、世界に伝えていきたいと考えています。ぜひ一緒に広めていきましょう。
※「HAVE A RICE DAY」は、エム・シーシー食品株式会社の 登録商標です。
(まとめ・山口裕史)

・ビーフンが好きな人
・食に興味がある人
・謙虚で素直な人

取材前に目の前で料理しビーフンを振る舞ってくださった。採用試験の面接前も同様にするとのこと。ビーフンを日本に広め定着させた「ケンミン食品」の真髄がそこにあるように感じた。今後の展開もとても楽しみだ。

(神戸大学 延原 令奈さん)

企業プロフィール

創業・設立 1957年(創業1950年)
資本金 9,200万円
売上高 83億2,000万円(2023年2月期)
従業員数 224名
平均年齢 42.3歳
住所 神戸市中央区海岸通5丁目1番1号
電話番号 078-366-3000

採用データ(2023年10月現在)

2025年度採用予定 採用の有無も含め未定 2024年2月頃決定見込み
初任給 大卒・基本給/200,000円
採用実績
(30歳未満の社員)
2020年度 13名(うち女子9名)
2021年度 10名(うち女子5名)
2022年度 4名(うち女子2名)

企業サイト

Webサイト https://www.kenmin.co.jp/
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