オリバーソース㈱

2023年で創業100周年を迎えたオリバーソース。創業来常に新たなソースを送り出してきたベンチャー精神を生かし、ソースにとどまらない総合調味料メーカーを目指しています。

新しいことに挑むDNAで独自性を確立

初代が前身の醤油メーカーから転身し、西洋料理がいち早く根付いた神戸でウスターソースの販売、製造に着手。1948年には2代目が、液状のウスターソースにとろみをつけた濃厚な「とんかつソース」を業界に先駆けて送り出しました。さらに、3代目の道満雅彦社長が、野菜や果物、香辛料などウスターソースに使う原料の沈殿物が廃棄されるのを「もったいない」と感じ、それを有効活用して1993年に「どろソース」として発売しました。上澄み（ウスター）、沈殿物（どろ）のどちらにもこだわる姿勢が他のソースメーカーと異なる独自性を生み出すことにつながっています。

100年の先に目指す「総合調味料メーカー」

最近では、大学生と共同で、神戸産の野菜、果物を使った「神戸クラフトソース」を開発したほか、「どろソース」と人気アニメ「ガールズ＆パンツァー」とのコラボ商品を企画し、好評を博しました。「今後は新卒採用に取り組み、若い世代に商品の開発、発信を任せていきたい」と4代目の道満龍彦取締役企画室長は話します。
100周年を記念して発売した商品は「食に対する嗜好の多様性」をふまえ、植物代替肉に合うソースを商品化しました。「美味しさをより引き立たせるのが調味料の役割。これからはソースにとどまることなく総合調味料メーカーを目指していきたい」と、培われてきたベンチャー精神のDNAでさらなる挑戦を誓っています。

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採用データ（2023年10月現在）

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