㈱ハヤブサ

釣具やアパレル、ペット用品の製造・販売を手がけるハヤブサ。2020年の新社屋整備を機に自由席のフリーアドレス制を導入するとともにテレワークしやすい環境を整えました。

フリーアドレスとテレワークを推進

2020年の新物流センター完成と同時に2階部分に本社事務所スペースを新設した同社。その際、社員全員にノートパソコンを貸与し、テレワークを可能にしました。また、自分専用の席を持たないフリーアドレス制も取り入れ、大小のテーブル席、壁で仕切られた集中できる席などを自由に選べるようにしました。「異なる部署の人との交わりが増え、部署のことだけでなく会社全体のことが考えられる社員が増えました。一方で部門内のコミュニケーション不足を解消するため、毎月1回所属長との1対1のミーティングを行っています」と同社管理部部長の大西純一さん。

仕事にメリハリ生まれる

管理部システム課主任の山崎倫末さんは、フリーアドレス制について「集中したい時、煮詰まってしまいリラックスしたい時に合わせて席を選べるので仕事にメリハリがつけられる」とメリットを語ります。また、手術で半月ほど出勤できなかったときにリモートワークを活用することができました。ふだんから山崎さんが心掛けているのは「ホウレンソウ」だと言います。「細かいことでも上司、部署のメンバーに報告することで風通しをよくしてこそフリーアドレス、テレワークが生きてきます」と語ります。
同社ではオフィスとそれ以外の場所での勤務がさらに円滑にし、境目のない働き方を実現し、「いずれはテレワークのみで働ける仕組みも整え、全国から優れた人材を採用していきたい」と展望を語ります。

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