㈱モリタ

モリタグループでは、新卒採用者の4割を女性、1割を外国人で採用する目標を掲げ、多様性が生み出すオープンで働きやすい風土の醸成、組織の活力向上を目指しています。

率直に言い合える風土が醸成される

新卒採用時における多様性確保の取り組み以外に、同社では、有給休暇の60％以上の取得、月2回以上のノー残業デー、65歳までの定年延長などを導入してきました。このほか、介護と仕事の両立支援策の充実により介護離職ゼロを維持できているほか、人事部面談の充実を図ることで、10年前はほぼゼロだった男性社員の育児休業取得率が、2022年度は93%にまで増えています。また、肩書で呼び合うことをやめ、すべて「さん」付けで統一しています。グループコーポレート本部人事部人財開発課係長の野﨑帆南美さんは「臆することなくなんでも率直に言い合える風土が醸成されつつある」と、取り組みの効果を説きます。

より良い未来のための商品開発を

消防車のデザインや新規商品の企画に携わっている入社9年目の今城菜穂さんは、22年秋に産休・育休から復職し、時短制度を活用して働いています。「出産を経て、どうすれば製品を通じて未来をより良い社会にできるかを考えるようになった」と言います。ユーザー視点を心がけ、「自社でできないことは外部の力も積極的に借りる」という柔軟な発想で企画、開発に当たっています。今城さんは1年間の育休・産休を経ながら昇格要件を満たし、最速で係長に昇格。「より一層がんばろうというモチベーションになっている」といきいきした表情で語ります。

企業プロフィール

採用データ（2023年10月現在）

企業サイト