地方の「いいとこ」レポート

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株式会PAGE レポート

 甲南大学 経営学部 2年次 西村 祥子

「古きを大切に、新しい暮らしを自由に学びつくるまち」をコンセプトに4つの建物を活用して福崎という地の活性化に取り組んでいる。妖怪世界の入り口である辻川観光センター、カフェやコワーキングスペースのある駅前交流センター、ブックカフェとホテルの旧辻川郵便局舎、改修してホテルとして運営する大庄屋三木家住宅である。この大庄屋三木家在宅は昔の良い所を残しつつ改修し、福崎のこの地でしか体験出来ない建物である。

ツアーに参加した感想

人が来なかった町から来る町になるまでのプロセスを聞き、観光業の奥深さを学んだ。初めは福崎という地も知らなかったが、各所を回り、日本中のこの様な観光地を多くの人に知ってもらう為に発信していきたいと思った。

 甲南大学 経営学部 3年次 中田 伊吹

福崎町の地域活性化を目的とした事業を行っている。本日は、実際に運営されている施設や開業準備中である文化財を訪れ、普段馴染みのない妖怪や江戸時代の空気に触れることが出来た。今後事業は拡大していくと思うが、町づくりのコンセプトである「古きを大切に、新しい暮らしを自由に学び、つくるまち」が多くの観光客に伝われば良いなと感じた。決して観光資源が多いわけではないが、大きな可能性が町にも、PAGEにもあった。

ツアーに参加した感想

本日は、今まで聞いたこともなかった福崎町という地で多くの刺激と学びを得ることができた。妖怪に元々興味があった訳ではないが、町中に設置されている妖怪には興味が沸き楽しむことができた。

 甲南大学 経営学部 2年次 町 さやか

株式会社PAGEでされている取り組みは「古きを大切に新しい暮らしを自由に学びつくるまち」をモットーとし、①歴史建築物の改修・維持②まちの活性化③文化財の活用の先進モデル、といった目標の下、福崎町で活動を展開されている。例えば重要文化財である古民家を活かしてホテルへと改装したり福崎町を妖怪の世界と称して至るところに仕掛けをこしらえたりと株式会社PAGEを中心に更なる地域活性化が目指されている。

ツアーに参加した感想

正直、福崎町の存在は同じ兵庫県民なのに知りませんでした。今回このツアーに参加させて頂いて、大変貴重な体験をさせてもらえたことを嬉しく思っています。福崎町の良さをこれからも進んで発信していきたいです。

 甲南大学 経営学部 2年次 内田 雅人

株式会社PAGEの福崎での取り組みは、文化財を活用した宿泊施設やブックカフェの展開など古きを大切にというコンセプトをもとに事業を展開しているとききました。県指定重要文化財の三木家では、レストランと宿泊施設に改修したいと視察のときに井垣さんが教えてくれました。他の地域では文化財を保存しますが、福崎町は文化財を活用をしていて楽しみの場を作り、歴史を体験できる場所だと知りました。

ツアーに参加した感想

今日一日、福崎視察をして福崎町の地域活性化を目指しているところや妖怪に心を奪われました。そして、柳田國男の民俗学にも興味を持ちはじめました。また今度はプライベートで福崎町に遊びに行こうと思いました。

 甲南大学 経営学部 2年次 西川 理玖

まず福崎町の魅力として古き良き文化を残しつつ、革新的なものを生み出している印象が強かった。例えば、柳田國男の民俗学や妖怪などのことだ。比較になるかもしれないが、現在、京都でも古民家カフェみたいなものが盛り上がっていると先日知った。それに似ているとは思うが、田舎にしか出せない味、雰囲気、発想でもっと盛り上げられると思う。ブームはすぎたが、歴女の効果も柳田國男を通してあるかもしれないと考えている。

ツアーに参加した感想

福崎を初めて観光させてもらったが、印象通り長閑ではありましたが、ユーモアに溢れていて楽しい1日になった。古民家BOOKHOTELやカフェのOPENが楽しみで、是非再訪させていただきたいと感じた。

福崎町役場 レポート

 甲南大学 経営学部 3年次 黒野 結加

可愛いだけではかく、“リアルに気持ち悪い妖怪”を用いることで、メディアに注目され人が集まる仕掛けになった点が大変興味深かったです。普遍的なものではなく、今までにない突出した企画を作るためには、研ぎ澄まされた直感も必要であることが重要であると思いました。さらに妖怪ベンチをレストランの前に置くなど、観光産業活性化への様々な取り組みにより、一層福崎が賑わっていくことを想像することができました。

ツアーに参加した感想

福崎で現在行われている、地方創生事業が大変興味深く、多くの学びがありました。古民家を利用してホテルにするという案は、今後インバウンドで利用してもらえるだけではなく、日本の深い歴史を体感できる重要なサービスだと思いました。

 甲南大学 経営学部 2年次 浅田 孝行

7年前、福崎町が観光客数県内ワースト3位だったのが、今や観光客数はグングン伸びている。
その理由として福崎町役場という存在が大きかった。全国の町がゆるキャラを出している中、リアルな河童を池から出した。常識から大きくはずれたユニークなアイデアが、メディアの関心を得てヒットした。そして、河童を含め妖怪のベンチを設置することによりさらなる観光客の増加、令和元年度には50万人の来訪を目指している。

ツアーに参加した感想

福崎町はとても魅力的で、ユニーク町だなと感じました。なによりも、福崎町に関わるすべての人々が、本当に福崎町を良くしようと全力で取り組んでいる姿がとても魅力的に見え、もう一度訪れたいなと思えました。

 甲南大学 経営学部 2年次 中林 涼輔

最近なぜか、まちづくりや地域創生という言葉を聞くことが多い。今回訪問した福崎町役場は、福崎町が兵庫県で観光客が来ない町ワースト3であったことを受け、7年前からまちづくりに取り組んでいる。この町は民俗学を確立した柳田國男氏出身の町ということもあり、それにちなんだ「妖怪」をテーマに造形を作り、町のいたるところに妖怪ベンチを設置したり、グッズを販売したりしている。それが功を奏し、今では多くの観光客を魅了する。

ツアーに参加した感想

今回の福崎町訪問は、現在地域活性化を目標とし、プロジェクトを進めている私にとって、とても価値のあるものだった。訪れたそれぞれの場所で学んだことを、これからの活動に繋げ、まちづくりの手助けをしたい。

 甲南大学 経営学部 3年次 南 晴香

福崎町はかつて兵庫県下で観光客が来ない町3位という状況であった。これを打破しようと池から河童を出すことに決めた。よくある可愛いゆるキャラではなく、あえてリアルな河童を使うことで話題を生み、メディア露出が増えた。他にも各地に妖怪ベンチを設置するなど、珍しい取組みを行っており、年々観光客が増える結果となっている。このように、福崎町は他とは違う驚きを与えることで話題性を生み、観光客を呼び込んでいる。

ツアーに参加した感想

今まで他の人がやってこなかった事に挑戦されている方々のお話を直接聞く事ができて、とても刺激的な時間でした。私もこれから社会人になる中で、平凡に過ごすのではなく、常に挑戦心をもった人間でありたいと思いました。