㈱有馬芳香堂
稲美町／東播磨エリア
100周年を迎え、新たなチャレンジも
有馬芳香堂は創業来、豆菓子、ナッツ類の焙煎・販売を一貫して手がけながら販路を広げてきた。2021年の創業100周年を機に海外展開、新たなブランディングにも挑んでいる。
有馬康人取締役（左）に話を聞く神戸大3年生の無津呂華さん
100年間どのように事業を継続してきたのでしょうか。
「曽祖父と曾祖母が創業した当初は豆菓子とピーナツから始まり、その後アーモンドなどのナッツ類も加わりました。2代目の祖父が百貨店へ、3代目の父はスーパーへ販路を広げました。2013年頃からお菓子、お酒のつまみだった豆、ナッツ類が美容・健康に良いスーパーフードとして認知され、市場はここ10年で約2倍に膨らんでいます」
御社ならではの特徴、強みは。
「鮮度にこだわり、焙煎(ばいせん)、フライしたてを店舗に送り、よりおいしい状態で食べていただく『できたて工場直送便』サービスを行っています。また、100周年を迎え次世代へと事業をつなげるチャレンジをしています。海外展開ではまずマレーシアに拠点を置き、ハラールマーケットを開拓中です。また、神戸市兵庫区に『ナッツラボ』というブランドの店を開設し、シュークリームなどのナッツ菓子を提供しています。地元の企業と連携しながら新商品を開発し、神戸みやげに育てたいと考えています」
求める人材像は。
「人柄重視です。明るくて、真っ直ぐな人を求めています。そして、経営陣も含めて、みんなで一緒に考えながら成長している組織にしていきたいと考えています。100周年プロジェクトでは社内公募で募った若手社員が中心になり『ありがとう』『わくわく』『チャレンジ』のテーマでさまざまな取り組みをし、成長してくれています」
(まとめ・山口裕史)
そのため、当社として、明るくまじめな人柄で、自分で考え行動し、そして努力できる人材を求めています。
インタビューを通して、地域や人とのつながりを大事にしている企業であることを感じた。100年続く企業でありながら、ハラールマーケットやナッツラボブランドなど、新たな事業に積極的に挑戦している点が印象的で、今後の展開にも目が離せない。
(神戸大学 無津呂 華さん)
企業プロフィール
| 創業・設立 | 1921年 |
|---|---|
| 資本金 | 3,000万円 |
| 売上高 | 20億4,139万円（2021年2月期） |
| 従業員数 | 90名 |
| 平均年齢 | 36.0歳(正社員)、43.9歳(全従業員) |
| 住所 | 加古郡稲美町加古3627-3 |
| 電話番号 | 079-492-0055 |
採用データ（2021年12月現在）
| 2023年度採用予定 | 予定はあるが人数は未定 |
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| 初任給 | 大卒･基本給／206,000円 |
| 採用実績 (30歳未満の社員) |
2018年度 0名 2019年度 4名(うち女性3名) 2020年度 7名(うち女性5名) |
企業サイト
| Webサイト | https://arima.co.jp/ |
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