朝来市/但馬エリア
朝来市で、自動車向けリチウムイオン電池を安全に保護するアルミケースで70%以上のシェアを誇る冨士発條。それは「従業員の“感動”を追求する」企業姿勢から生み出されています。
アルミバッテリーケース
線ばねメーカーとして創業し、より付加価値の高い板ばねに参入する際に、基盤となる金型作りも自ら手掛けるようになりました。その後挑んだプレス加工では、精密な製缶加工技術に磨きをかけていきました。そして、携帯電話に使われるリチウムイオン電池を皮切りに電池のアルミケース事業に参入。1枚のアルミ板から高精度かつ高い歩留まりで加工できる能力は他の追随を許さず、国内自動車メーカー向けリチウムイオン電池ケースでは約7割のシェアを獲得。今後、さらなるEV(電気自動車)の普及が見込まれる中、ますます同社の活躍の場が広がろうとしています。
新入社員外部研修
「開発するのも、モノをつくるのも、サービスをするのも結局は人。従業員が気持ちよく働けてこそ良い仕事ができる」と、藤井啓社長。「従業員の感動を追求する」経営を標榜(ひょうぼう)するのもそうした思いの表れだ。「“満足”で終わらせず“感動”してもらえるほどのことを会社が先取りして取り組んでいくことが必要」と職場環境の改善に努め、製造現場でも女性社員が生き生きと働く姿が見られます。“天空の城”として知られる竹田城跡に近い豊かな自然環境に恵まれ、自然災害の少ない地勢に立地する同社。「オープンで風通しの良い社風をさらに実現し、電池ケース事業を極めていきたい」とさらなる成長を見据えています。
創業・設立 | 1959年 |
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資本金 | 9,500万円 |
売上高 | 108億円(2022年3月期) |
従業員数 | 602名 |
平均年齢 | 42.8歳 |
住所 | 朝来市和田山町筒江165-51 |
電話番号 | 079-674-1600 |
2024年度採用予定 | 予定はあるが人数は未定 |
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初任給 | 大卒・基本給/基本給 206,000円 諸手当 交通費 |
採用実績 (30歳未満の社員) |
2019年度 15名(うち女性3名) 2020年度 30名(うち女性16名) 2021年度 27名(うち女性7名) |